熊本港の概要

  熊本港は、白川と緑川に挟まれた熊飽(ゆうほう)海岸の地先に位置する人工島形式の港湾で、熊本都市圏と直結した人流・物流の拠点として機能しています。現在、熊本港~島原港間に高速フェリーが就航し、年間約100万人、車両約27万台が利用する熊本市の海の玄関口となっています。

  また、水深7.5mの岸壁を持つコンテナヤードには、コンテナの積み下ろしに使われるガントリークレーン、ジブクレーン、コンテナの移送を行うストラドルキャリア、夜間照明灯、冷蔵コンテナ用コンセント、輸入品のくん蒸消毒を行うくん蒸倉庫等を設置しています。平成11年には、韓国釜山との間にコンテナ国際定期航路が開設され、世界有数のハブ港である釜山港を経由して、全世界との貿易が行える国際物流港として発展しています。

施設概要

  • 港湾の岸壁に設置されてコンテナなどの貨物の積み下しを行います。
    ガントリークレーン
  • 張り出した腕の先端に荷物を吊り下げて荷役を行います。
    ジブクレーン
  • コンテナを移動させたり積み上げたりする特殊自動車です。
    ストラドルキャリア
  • コンテナを荷役し、一時集積しておく場所です。
    コンテナヤード

コンテナターミナル

面積
29,032平方メートル(220×132m)
蔵置能力
480TEU(うちリーファーコンテナ12個)
設備
ガントリークレーン/1基
ジブクレーン1基
ストラドルキャリア2台
リーファーコンセント/440V:8口、220V:4口
貨物上屋/1,000平方メートル 4倉
くん蒸上屋/135平方メートル 2倉
夜間荷役用照明灯/5基

コンテナターミナルの全体を見る

コンテナ取扱量の推移

沿革

  • 昭和48年12月 熊本港港湾計画策定
  • 昭和49年4月 熊本港が重要港湾に指定
  • 昭和54年3月 熊本港大橋に着工
  • 昭和61年2月 2,000トン級岸壁と埋立護岸工事着工
  • 昭和62年11月 熊本港港湾計画を改訂
  • 平成4年4月 熊本港大橋・物揚場(-3.0m)の供用開始
  • 平成5年2月 フェリー関連施設供用開始
  • 平成5年3月 フェリー就航(熊本~島原間)
  • 平成7年9月 700トン級岸壁(-4.5m)供用開始
  • 平成7年10月 外貿貨物船初入港(大連からアサリ輸入)
  • 平成8年2月 高速船接岸浮桟橋(-3.0m・1基)供用開始
  • 平成9年7月 高速船旅客就航(熊本~本渡間)コンテナターミナル着工
  • 平成10年4月 高速フェリー就航(熊本~島原間)
  • 平成10年8月 2,000トン級岸壁(-5.5m)第1・2バース供用開始
  • 平成11年5月 5,000トン級岸壁第1バース(-7.5m)・2,000トン級岸壁(-5.5m)第3バース・コンテナターミナル供用開始
  • 平成11年6月 植物防疫港指定
  • 平成11年7月 コンテナ国際定期航路開設(釜山港間)
  • 平成11年9月 熊本港貨物上屋・熊本港物流センター供用開始
  • 平成12年3月 港湾審議会第171回計画部会で港湾計画(平成20年代前半目標)を改訂
  • 平成13年4月 関税法上の開港指定
  • 平成13年8月 無線検疫港指定
  • 平成15年7月 臨海用地分譲開始(第1期)
  • 平成16年5月 指定保税地域指定
  • 平成18年11月 臨海用地リース制度導入
  • 平成24年10月 ガントリークレーン供用開始
  • 平成25年9月 5,000トン級岸壁(-7.5m)取付部L=110m完成